新井吾朗 職業能力開発研究室

職業能力形成をめざす一人ひとりの努力が報われる環境の構築をめざして

訓練技術研究分野

簡易なOJT手法の製造職場への適用とその評価

産業教育学研究に、以下のテーマの論文が掲載されました。

簡易なOJT手法の製造職場への適用とその評価 
 
産業教育学研究 第43巻第2号
2013年7月
 
計画的なOJTを実施する場合の一般的な手法は、職業能力開発などの専門家が多大な労力をかけて利用するものが多い。本研究は、職場の熟練者が仕事の中で活用できる程度の簡便さで、しかも計画的なOJTを実施するのに必要な機能を確保できる手法を開発し、これを職場に普及させた活動を報告している。
職場での職業能力開発を担当されている方に、ぜひ活用していただきたい。

実践的な技術移転の基本

OJTを中心として技能・技術を指導する方法を整理しました。
4回の連載記事です。
 
 第1回 実践的な技術移転の基本 
かけはし 2010年.8月1日 第19巻99号 国際研修協力機構
 
 第2回 知識の教え方 
かけはし 2010年10月1日8 第19巻100号  国際研修協力機構

 第3回 技能の教え方 
かけはし 2010年12月1日 第19巻101号 国際研修協力機構

 第4回 態度の教え方  
かけはし 2011年2月1日 第19巻102号 国際研修協力機構
 

今日的な指導案の書き方

指導案の今日的な書き方を紹介した記事です。
期間重視型の教育から成果重視型の教育へと転換する際に避けて通れない、「能力」を主題にして指導案の記述方法を紹介しています。
指導案は単に記述することが目的ではなく、訓練の計画を明確にするツールです。
ご自身が実施している訓練が適切であるかを検討する一つの指標として、参考にしてください。

プロフィール

職業能力開発総合大学校
能力開発応用系 准教授
博士(教育) 新井吾朗

職業訓練指導員養成課程で職業力開発技術の普及を担当しています。
また、職業資格と職業能力開発の技術を研究しています。もともと、別分野の研究のつもりでしたが、近年は職業資格の日本的な特徴が、日本での職業能力開発の技術の適用状況を曖昧にしているという考えに至っています。

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